まどれーぬ

金はないけど元気はあるオタク

Venus of TOKYO を頑張って紹介している文

もうちょいまともなタイトル無いんか?

いや思いつかなかったんですよ…許して…

 

この後の文は元々インスタのリア垢に綴った物で、「私が現在ハマっている物を紹介するぜ!」的なノリで書かれています。布教と呼ぶのはおこがましいというか、紹介文です、紹介文。なのでほんとにタイトル通りなのですよ…笑

でもせっかく書いたので全世界にも発信しておこうと思って加筆・修正してこちらにも上げておくことにしました。

 

Venus of TOKYO 、現在私がどハマりして通っている演目です。既に素敵な布教ブログやnoteやイラストが存在しているので、その方々には遥かに劣りますが、まあオタクが好きな物事について喋っている文なんてなんぼあってもいいですからね。

 

 

(ちなみに初体験の時の凄い凄い言ってる日記はこちら↓)

 

それでは以下本文!

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やっほ〜〜!ワクチンの副反応がどうって事無くて、凍らせたアクエリアスをそのまま解凍して飲んだビスコだよ〜〜!

脚注:インスタの書き出しがこれ?という感じですが私はインスタの事を“文字がいっぱい書けるツイッター”だと思って使っている節があります。インスタグラマーに怒られちゃうわ)

 

今日は私が最近足繁く通っている現場の話をします。まあまあ長いけど頑張ってスクロールしてね。シュッシュッ

 

さっそくご紹介に入ります、その名も「Venus of TOKYO」、お台場の商業施設「ヴィーナスフォート」のテナントとして常設されているイマーシブシアターです。

まずイマーシブシアターって何ぞやってところからなんですが、ざっっくり言うと「観客が歩いて物語の一部になる」形式の舞台です。ブラックサンダーぐらいザクザクに言ったのでもう少し具体的にポイントを喋りますね。

 

①自分で移動して観るシーンを決める

公演が行われているのは小さめの2フロア分の空間。そこを移動しながら観るわけです。立ってます。いや座ってるシーンもありますが大体立ってます。この時点で既に斬新な気持ち。

前半は各登場人物の紹介パートで、後半は自由時間パート。この自由行動タイムに各キャラが別々の部屋で別々の事をしています。登場人物が誰も捌けずにそれぞれの物語が進んでいくので、一回の観劇で全てを観る事は物理的に不可能です。

しかもこの時間、「演者を観なくても良い」のです。私は初見の時はひたすら探検してました。引き出しを開けてもいいし、本も開いていい。レイトンでひらめきコインを探す時ぐらいの勢いで探索してました。楽しかったです。(日記)

 

②誰も発声しない

この演目を主催しているのは「DAZZLE」というダンスグループの皆さん。演目自体はダンスがメインです。セリフがあるパートは全て録音。加えて演者もマスクしているし、観客は入り口で配られる黒の不織布マスクの着用がマスト。誰も喋らない空間が作り出されています。

ちなみにドレスコード黒が推奨されているので、急に服屋さんで黒い服をチェックする人になりました。(もちろん黒じゃなくても観劇できますよ!)出演者だけでなく観客の方々もドレッシーで素敵なんですよ〜〜私は黒シャツに黒パンツみたいな割とカジュアルブラックですけどね……物語の舞台である“会員制秘密クラブ”に相応しい人になるべく、姿勢よく観劇する事は心がけてます笑

 

③演者が近い

それはもう近い。センチ単位の距離で踊ってくれる超贅沢空間。アリーナ最前よりも近い。いやアリーナ最前には行ったことないけど。衣装の裾が己を掠めていくし、香水の香りもするし、風圧も感じる。この風圧で誕生日ケーキのろうそく消してもらおう……

加えて目線もバリバリに合うし、人物によってはガンガンに話しかけてくる(ここでいう“話しかける”はあくまで無音の世界で、という意味です。ディズニーのキャラクターグリーティングみたいな感じですかね)緊張する。グリコミュ障なのに頑張ってるわ、私。

 

④キャストさん

この演目の主要な登場人物は10人(プラスアンサンブル的な役割の方々)で、このキャラクターの面々がサスペンダーだの白衣だの革の手袋だの、ビジュアルの段階で既に色んな方向から癖(読み:へき)に向かってくる。四面楚歌〜〜!

1キャラを大体3〜5人体制で回しているのですが、同じ人物でも演じるキャストさんの個性が出るのでこれがまた面白いです。

役としての演じ方ももちろんなんですけど、ダンスの振り付けも違います。ダンス無知なので詳しくは分からないけど、得意なジャンルを織り込んだ振りをされているのかな…?

それと主催のDAZZLEさんは40代前後のグループですが、客演のみなさんの中には20歳ぐらいの方も結構いて、同じ役をこの年齢幅で演じてるのも面白いな〜、と。

ただしまとまったキャスト表は無いので、その日の演者を調べるにはSNS情報収集能力が試されます笑

 

⑤公演数

1回90分×3回を来年3月までほぼ毎日上演予定。凄い。(ちなみに先月はハロウィンエディションが行われており、素敵な装飾が施されていました🎃)個人的にこの公演形態がめちゃくちゃありがたい。仕事の前後とか他の舞台の前後とか、観に行ける日程にかなり幅を持たせる事ができる。最近はあちこちからの経路を調べた結果、マップアプリの履歴の1番上が「ヴィーナスフォート」です笑

しかも夜公演は毎日配信があり、アーカイブで24時間観れます。これまた凄い。この配信も、配信でしか知れない1つの物語となっており、作品の世界観を一段と深めているのです。

しかもしかも配信の撮影者や現地の受付も演者の方が持ち回りで行なっています。それ故に受付の時点でめちゃくちゃ緊張するんですよ…ヴィーナスフォートを歩いていて、どんぐり共和国の前あたりから遠くに受付が見えてくるので、その辺で心臓がバクバクいい始めます笑

 

⑥私の推し

三宅一輝さん。写真家の役を演じている方です。

なんで推しになったかって、まず最初のソロパートの時点で魅せ方が上手くて惹きつけられたんですよ。ネタバレになってしまうので具体的には書けないんですが、小道具の使い方がとても素敵。あとは指パッチンがめちゃくちゃキマっている、目しか見えてないのに伝わるお喋り、極め付けはウィンク。

とあるシーンで移動しながら私に向かってウィンクしてくれたのですが、みなさん直に一対一でウィンク浴びた事ありますか?凄いですよ。あの時の一輝さんのウィンクは検索エンジンに「ウィンク」っていれたら1番最初に出てくるようにしたいぐらいパーペキでした。二次元だったら確実に効果音と共に星が飛んでいました💫はあ〜〜書いてたら会いたくなってきた

 

(追記:そんなこんなで通う事3か月、物凄く久しぶりに上野築さん演じる贋作家を拝見したら刺さり過ぎて抜けなくなってしまった状態が現在です。この演目、複数キャストなのでリピートすると「よくお見かけする方」「タイミングが合わなくて余り拝見出来ていない方」が出るわけですよどうしても。そんな感じでようやく築さんに会えたー!と思ったらダンスがめちゃくちゃ好みでどうしましょう。

思えば初見の日に贋作家を演じていたのも築さんだったし、その時「贋作家か写真家が好きかも!」と言っていたのでなんとなく片鱗は感じていたのですが3か月も経つとは思ってなくて…!ほら初見の日って個々のキャストについてあれこれ見る余裕無いじゃないですか…!!

と謎な言い訳をかましながら引き続き通っているのでした)追記おわり


…とまあそんな感じで現在隙あらばお台場に行っている人のおはなしでした。自分が物語の一員になるのが楽しくて、演者の目力に負けないように頑張ってお化粧してるし、寝癖もなおしてイヤリングつけて1番キラキラした自分でいれるように整えるのがなんだか素敵な気持ちです💪

 

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最終的に推しの話をして終わる、私の文あるある。

 

改めて思い返してみると、やはり肝となったポイントは【自分が作品の中に存在していて、なおかつ物語に影響を及ぼし得る】という感覚ですかね。これは本当に他で味わった事の無い体験でした。

更に密度の濃い“表現”を間近で浴びれて、ストーリーとして解き明かしたい謎もあって、推しのキャストさんがいて、ハロウィンエディションの様な追加要素もあって…と、どんどん観に行きたくなってしまう!!新たな世界に出逢えて現在とても楽しく過ごしています。

百聞は一見に如かず、実際に観るのが1番早いですので是非ヴィーナスフォートでお会いしましょう。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!ではでは👋

 

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